こんにちは。講師の金です。
今回のブログでは、普段のレッスンで大切にしている「ソルフェージュ」についてお話ししたいと思います🎵
「ソルフェージュって、何をするの?」
そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。
実は、ソルフェージュはピアノを弾くための「もう一つの大切なレッスン」。
当教室では、小学1年生から
🎹 ピアノレッスン 30分
🎵 ソルフェージュ 30分
という、合計60分のレッスン構成になっています。
ソルフェージュは基本的にグループレッスンで、ピアノを弾くこととは少し違った角度から「音楽を理解する力」を育てていきます。
👂 音あそびで育てた「耳」を、楽譜にしてみる
小学1年生から始まるソルフェージュでは、まず「聴音」に取り組みます。
先生が弾いた音を聴いて、耳で聴いた音楽を五線譜に書き起こしていきます✏️🎼
以前ブログでご紹介した「音あそび」で培ってきた音感が、ここで初めて具体的な形になっていきます。
幼児期には、歌ったり、リズムに合わせて身体を動かしたりしながら、感覚的に身につけていた「音」。
それを小学生になると、
「聴こえた!」→「これはこの音だ!」→「楽譜に書ける!」
という力へと発展させていきます。
✏️ 学年が上がるほど、できることも増えていく
ソルフェージュは、1年生からずっと同じことをするわけではありません。
学年が上がるにつれて、少しずつ内容も難しくなっていきます。
最初は単純な音やリズムから始まっても、次第に音程、和音、調性、転調など、より専門的な音楽の知識へ。
そして高学年になる頃には、取り組む問題の中には大学入試のレベルに近い内容まで出てきます。
もちろん、いきなり難しい問題ができるようになるわけではありません。
「聴く」
「歌う」
「考える」
「書く」
この積み重ねを何年も続けることで、少しずつ音楽を理解する力が育っていきます🌱
🎼 小学4年生は「調性」を勉強中!
最近、小学4年生のソルフェージュでは「調性」について勉強しています。
使っている教材は、ダンノーゼル。
歌うことを通して、音階や調性、転調などを感覚的に理解していくことができる教材です🎵
例えば、最初は同じように歌っていたメロディーでも、途中で音楽の雰囲気が変わることがあります。
「なんだか明るい感じがする!」
「ちょっと違うところに来た感じがする!」
最初はそんなふうに、耳で感じた変化から始まります。
そこから、
「今、何調になったんだろう?」
「どこで転調したんだろう?」
と、感覚だけではなく、音楽的な知識として考えられるようにしていきます。
実際に子どもたちも、最初は「雰囲気が変わった!」という感覚的な反応だったものが、少しずつ「ここで〇調に変わった」と、調性を言葉で答えられるようになってきました😊
「なんとなく分かる」が「理由を持って分かる」に変わっていく。
これはソルフェージュの、とても面白いところだと思います。
ソルフェージュで、
👂 音を聴く
🎼 楽譜を読む
🧠 音楽の仕組みを理解する
🎵 調性や音の流れを予測する
という力が身についてくると、ピアノを弾くときの譜読みのスピードが格段に上がります。
ただ一音ずつ、
「これはド、これはミ……」
と読むのではなく、
「この音の流れなら、こうなっているな」
「この和音だから、次はこう来そうだな」
と、音楽をまとまりとして捉えられるようになるからです。
つまり、ソルフェージュで身につけた「音楽を読む力」が、ピアノを弾くときの大きな助けになります🎹✨
🌱 「弾ける」だけではなく、「音楽が分かる」人へ
ピアノのレッスンでは、もちろん「曲が弾けるようになること」も大切です。
でも、それと同じくらい、
「今、自分がどんな音楽を弾いているのか分かる」
ということも大切だと私は考えています。
幼児期の音あそびで育てた「耳」。
小学生になってからの聴音で育てる「聴いた音を楽譜にする力」。
そして学年が上がるにつれて学んでいく、音程・和音・調性・転調などの「音楽を理解する力」。
これらが少しずつ積み重なって、最終的にはピアノの譜読みや演奏にもつながっていきます。
すぐに目に見える成果ではないかもしれません。
でも、何年もかけて育てた「聴く力」と「分かる力」は、必ずその先の音楽につながっていきます🎵
「弾けた!」だけではなく、
「聴こえた!」
「分かった!」
「楽譜が読めた!」
そんな瞬間を一つずつ増やしていく。
それが、当教室で大切にしているソルフェージュの時間です😊🎹


